【映画】BLEACH(実写版)の感想

先日,Netflixにて実写版BLEACHを鑑賞したため感想をつらつらと...

 

私個人としては超能力等の描写がある漫画原作の実写映画は好みではないのですが,後輩に勧められていたこととNetflixのサービスを利用し始めたため視聴することとなりました.

 

BLEACHは原作単行本,小説を読破する程度には好きな作品です.

原作の内容を把握している上で視聴をした感想になります.

 

全体の印象としては『少年漫画版BLEACH』という感じでした.

死神の力を手に入れた一護(主人公)が敵に勝つために特訓するような流れで,少年漫画の友情・努力・勝利という雰囲気を節々に感じられます.

これはこれで良いと思いますが,原作を知っているせいか『無駄に熱いな』と思う内容でした.

 

一護 役の福士蒼汰さんの演技は話し方を一護に寄せており,原作を大事にしてくれているようでした.

ただ一つ言いたいのは,『水色どこ行った???』

 

内容としてはルキア尸魂界(ソウル・ソサエティ)に帰還するまでで,続きがあれば見たいとは思いました.

 

 

BLEACH 千年血戦篇】のアニメ化,【BURN THE WITCH】の連載,劇場アニメ化が決定しているので今後が楽しみです.

 

 

惑う鳴鳳荘の考察

私が最もプレイしているソシャゲFate/Grand Orderのイベントである惑う鳴鳳荘の考察をノベライズした書籍を読みました.

 

書籍情報

タイトル:FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件

著者:円居 挽

Illustration:本庄雷太

原作・監修:TYPE-MOON

出版社:星海社

 

内容自体はFGO内のイベント同様に,微小特異点で映画の撮影をするといった内容で大筋の流れは同じのため割愛します.

ゲーム内で配信しているものと題材が同じであるため,記事にすることはないと思っていましたが,内容がわずかに違ったので軽くだけ触れることにしました.

 

ゲーム内のイベントでは,悪役たる彼への感想はあっさりというか,重すぎない「なるほど」と笑みがこぼれるような結末でしたが,小説版では少ししっとりとした結末でした.

 

私自身,ゲーム内でプレイした時はボーッと読み進めていたため,驚きがあり改めてゲーム内のシナリオを確認してしまいました.

ある意味では小説らしい閉じ方ではあると思いますので,興味のある方は是非お読みください.

 

 

FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件 (星海社FICTIONS)

FGOミステリー 惑う鳴鳳荘の考察 鳴鳳荘殺人事件 (星海社FICTIONS)

 

 

 

 

海の底/シアター!

今日も昔の記憶を掘り出しながら記事を書いていこうと思います.

今回紹介するのは私が中高生の頃に読んだ有川浩さんの2作品です.

 

この2作品は本の虫だった私の姉より紹介してもらった作品です.

当時,活字本に抵抗があった私ですが,それぞれの作品の世界観に惹かれていきました.

 

書籍情報

タイトル:海の底

著者:有川浩

出版社:角川グループパブリッシング

 

タイトル:シアター!

著者:有川浩

出版社:アスキー・メディアワークス

 

海の底

横須賀米軍基地でのイベント中,突如現れた巨大生物から身を守るために潜水艦に籠城した少年達の物語となっています.数人の大人と多くの子ども達が主要な登場人物となっており,当時の私としてはとても感情移入しやすい作品でした.潜水艦の中という過酷な環境での生活とそれに伴う子ども達の葛藤が描かれており,非常に読み応えのある作品でした.

 

シアター!

借金を抱えた劇団が借金返済のため試行錯誤するという物語で,ここまで聞くとありふれた内容の作品だと感じると思います.この作品のアピールポイントは,しっかりとした数字を作中で明示しているところにあります.よくある物語では「借金あります,工夫します,繁盛します」というふわっとした流れになっていると思います.しかし,この作品では「これだけの借金があって,チッケットがいくらだからこれだけの動員数が必要で,こういうことをするにはこれだけの経費がかかる」というようなしっかりとしたお金の話が組み込まれています.私はフィクションにおける工夫をしたら,理由はよくわからないけど成功しましたといった流れが苦手だったため,この作品を読んだときは衝撃を受けました.

 

全く毛色の違う2作品ですが,どちらもフィクションでありながらしっかりとした現実的な目線があり面白い作品でした.

 

海の底 (角川文庫)

海の底 (角川文庫)

 
シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

 

 

それでも「いい人」を続けますか?

昔読んだ本について記憶を掘り返しながら書いていこうと思います.

今回紹介するのは『それでも「いい人」を続けますか?』という本です.

書籍情報

タイトル:それでも「いい人」を続けますか? 「ぶれない人」になる成功法則48 著者:潮凪洋介 出版社:KADOKAWA /中経出版

当時のメモを見ながらこの記事を書いていきます.

読み終わった時点の率直な感想としては「いい人」のやめかたというよりは「お人好し」のやめかたのバイブルでした.

そんなに辛い思いをしてまで「いい人」でいる必要ある? 人間関係を維持するためだけに,なんでも「YES」といってない? 他人の為に動きすぎてない?

こういった,自分を押し殺してまで「いい人」「お人好し」でいる必要はあるのか?そんなものやめてしまえ! 自分がこんなに辛い思いをしているのは「いい人」「お人好し」だからではないのか?そんな面倒見る必要があるのか?

このような「お人好し」はやめたほうがいいという内容もあれば,もちろんタイトル通り「いい人」でいることで自分の選択肢を狭めていると考えさせられるものもありました. いくつかある解決策の中にはそんなことしたら人が寄り付かなくなるのではないかと思うものもあり,こういう考え方もあるのだなという感想を抱きました. この本を読むのであれば客観的に見ることが重要なポイントになるのではないかと思います.

私自身は時には「お人好し」でいることも大事だと思うので,いい塩梅で生きていければいいかなと思います.

それでも「いい人」を続けますか?

それでも「いい人」を続けますか?

嫌われる勇気/幸せになる勇気

こちらは約2年前に読んだ本になります. アドラー心理学について青年と哲人(てつじん)が議論を交わす内容になっています. 学がないので初めは「てつと」かと思いました.

書籍情報

タイトル:嫌われる勇気 自己啓発の源流 著者:岸見一郎,古賀史健 出版社:ダイヤモンド社

タイトル:幸せになる勇気 自己啓発の源流Ⅱ 著者:岸見一郎,古賀史健 出版社:ダイヤモンド社

本作は青年と哲人による会話の中で青年の悩みを解決していくような流れとなっています. 青年と哲人による対話形式の文章となっており,非常に読みやすい内容となっています. あまりの読みやすさに友人や家族にもオススメしてしまいました.

嫌われる勇気

アドラー心理学をもとに自分自身を振り返るような内容となっており,周りからの見られ方であったり,自身のあり方について考えさせられるものでした. 社会に対する自身のアプローチや,自分の現状について原因論ではなく目的論からきているというところには納得がいきました. 「幸せ」とはなんだろうかと考えさせられる一冊でした.

幸せになる勇気

「嫌われる勇気」が自身に関する考え方が多かったのに対して,「幸せになる勇気」は他者に関する考え方が多かったような印象を受けました. 特に「賞罰」に関する議論は非常に興味深いもので,私自身共感する考えが多くありました. 終わりの「愛」についての議論では突飛なことを言っているようで筋の通った意見で2冊を通じてとても面白い作品でした.

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

DDD

昨年読んだ『DDD』について少しだけ触れようと思います.

好きなフレーズがあったのでそれを書くだけの記事です.

 

書籍情報

タイトル:DDD -Decoration Disorder Disconnection-

著者:奈須きのこ

イラスト:こやまひろかず

出版社:講談社

 

私自身が好きなTYPE-MOONより遥か昔に出版されたDDDという伝記物です.

題材は「悪魔」に関するものであり,ダークな雰囲気の作品となっています.

2巻は野球してるだけと友人から聞いていましたが,その通りでした.

いずれ続きを出版してください…

 

内容についてはほとんど触れる気は無かったので好きなフレーズを書いて終わります.

「神が全知全能なのに対して,悪魔は人知無能」

原文のままとういわけではないですが,この書き方に非常に惹かれるものがありました.

ブログ開設しました

読んだ本の備忘録?ってことでブログ開設しました.

 

基本的には本の感想がメインになると思います.

映画なんかもお気に入りがあれば随時記事にしていければ…

 

とりあえず今年読んだ本をつらつらと時間を見つけて書いていきます.